繰り返される体験と、その時に香りが存在すると、
その記憶は、その香りとセットになって私たちの脳に記憶されます。
私には、香りと結びついた幼少のころからの記憶がたくさんあります。
(間違いなく、幼いころから嗅覚重視の子供だったです)
つつじの花が、街を彩るように咲き始めました。
私はつつじの花の香りを嗅ぐと
小学生の頃の記憶を鮮明に思い出し、
「あっ!そろそろ家庭訪問だ!」と思うのです。
家庭訪問で家に来た先生を、次の友達の家まで、
長~い ‟つつじ” の垣根の横を先生と一緒に歩くのです。(毎年6年間、、、)
不思議なことに、
どんな先生だったかなんて、全く思い出せませんが💦
私は毎年!先生を先導して友達の家まで案内していました。
そろそろ、家庭訪問が始まりますね。
子育て中のママさん達へ、
お子さんの幸せな記憶を深く根かせるために、
香りを使いましょう。
例えば、お子さんと一緒にみかん風呂に入る。
(繰り返される幸せな体験)
すると、オレンジの香りとみかん風呂の幸せな記憶は結びつき、
将来、その子が辛い思いをしている時、
もし、オレンジの香りが漂ってきたら、
お母さんを思い出し、心をゆるませて、
「自分は愛されている大切な存在だ」という事を思い出してくれます。
きっとその記憶(香り)はパワーになる!
と、私は信じているのです。
解剖学的に説明すると、
記憶を司どる脳の海馬と、
香りの情報(信号)が最初に届く嗅球、嗅索は同じ場所(大脳辺縁系)に存在し、
密接に関連して働くから、
その香りが記憶のしおりとなって一瞬で記憶のページを開くのです。
また、嗅覚を刺激すると、アルツハイマー型認知症の進行を遅らせることができるとわかり、
嗅覚刺激が海馬周辺の神経細胞を活性化させるそうです。
嗅覚刺激にはアロマテラピーがもってこいじゃないか!
きっと!皆さんにも、香りと結びついた記憶があるはず。
それはすご~く個人的なもので、
誰かと共有はできないけど、
他の人が、どんな記憶と、どんな香りがセットなのか?
私、興味深々なんです。
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